ベトナム・ハノイで泊まる:メトロポール・ホテル

ハノイで最も古くからある5つ星ホテル、ソフィテル・レジェンド・メトロポール・ホテル宿泊記録。
普段は慎ましい生活を送っていますが、旅行の際はその土地の歴史や歩みが体感できる場所に滞在したいまたたびです。
ソフィテル・レジェンド・メトロポールホテルはハノイで最も歴史ある海外資本のホテルで、アフターヌーンティーやフレンチ/アジアン・レストランでの食事だけも可能ではありますが、このホテルに宿泊する利点を以下にあげると;
- 場所が最高!「オールド・クォーター」と呼ばれる観光名所である「ホアン・キエム湖」から徒歩3−5分。Grabタクシーも絶対に間違えることがない。
- 海外資本だけあり、細かいところにまで気を使ってもらえる。例:お部屋の希望をできる限り叶えてもらえたり、チェックインの際に枕の硬さを聞いてもらえる、宿泊日ごとに個別にコンシェルジュがついてくれて足りないものや旅行の相談に乗ってもらえるなど多数。
- 宿泊者だけの特典として、ホテル敷地内に発見されたベトナム戦争中に実際使われていた防空壕(Bunk Shelter)等を含めたホテルの歴史をかいつまんで説明してくれるツアーというものがある
歴史好きの方には是非滞在していただきたいホテルの一つかと思います。
ただ一点だけ気を付ける点は、「古くからあるヨーロッパ式ホテル」のため、「階段が多い」ことが挙げられます。
ヘリテージウィングも新しい方のオペラウィングも建物内にエレベーター完備ではありますが、ホテル正面玄関の階段やヘリテージウィングからオペラウィングまでの渡り廊下などに階段が数段あることから、車椅子や足元が不自由なお客様には細かな段差が多少問題になるかもしれませんのでその点のみご注意ください。
Sofitel Legend Metropole Hanoi | Our Luxury 5-star Hotel in Hanoi
ソフィテルレジェンド・メトロポール・ホテル(ハノイ)の歴史とは?
- 1899年 ホテル建設計画が始まるーフランス人実業家ギュスターヴ=エミール・デュモティエが現在のゴー・クエン通りにあたる場所にホテル建設計画を申請。実業家アンドレ・デュカンの出資を経て本格的なホテル建設が進められた。
- 1901年 フランス植民地時代にグランドホテル・メトロポール・パレスという名前で開業。ハノイで初期の映画上映を初めて行った場所としても知られている。
- 20世紀前半 作家のグレアム・グリーン、サマセット・モームなども宿泊。
- 1960年〜70年以降 ベトナム戦争期、ホテルは11の大使館と国際機関等に安全な拠点を提供、「エンバシーハウス」としても知られていた。ホテル内には当時の防空壕跡も残されている(2011年の改装時に発見された)
- 1992年 改修工事を経て「プルマン・ホテル・メトロポール」となる。
- 1996年 元々の「ヘリテージウィング」に加え、新しく「オペラウィング」が開業。
- 2009年 歴史的価値の高いホテルを集めた「ソフィテルレジェンド」ブランドの第一号に選ばれる。
- 2011年 ホテルのプール工事中にバンブーバー付近から戦時中の防空壕(Bunker)が発見される(ホテルのコンシェルジュに頼むと現在も宿泊者向けにガイドツアーをしてもらえます)
- 2023年 歴史的価値のあるヘリテージウィングの改修工事を21ヶ月かけて完了、1901年当時の意匠を尊重しつつ、現代的な快適さを加えたホテルへとアップグレードされる。
- 2026年 開業125周年
ホテルのコンシェルジェの説明によると、このメトロポールホテルはコロニアル様式で、スリランカのゴールフェイス・ホテル(Galle Face・1864年開業)、マレー半島・ペナン島のイースタン・アンド・オリエンタル・ホテル(通称E&O・1885年開業)、シンガポールのラッフルズ・ホテル(Raffles・1887年開業)等のラグジュアリーホテルを見本とし、インドシナ最初の高級ホテルとして建てられたそうです。

ゴールフェイスホテル・コロンボ(スリランカ)詳細はこちら↓
イースタン・アンド・オリエンタルホテル・ペナン(マレーシア)詳細はこちら↓
ラッフルズホテル(シンガポール) 詳細はこちら↓
欧州勢の植民地時代に造られたコロニアル様式のホテルについてコンシェルジュに尋ねたところ、19世紀ごろの植民地時代は有色人種の立ち入り・宿泊等が許されていなかった時代もあったそうです。今は良い時代になったものです。
これらコロニアル様式のホテルの中でも、ベトナム・ハノイのメトロポールホテルは歴史好きにとって日本からの行きやすさ、お値段がシンガポールのラッフルズホテルほど高額ではない等の魅力があります。
メトロポール・ホテル内部はどうなっている?
- ヘリテージウィングとオペラウィングの2棟の間にスイミングプールあり。
- ジム、スパ完備
- 客室数364室
- レストラン3軒:Le Beaulieu(ル・ボリュー)ハノイ最古の本格フレンチ、Spice Garden(スパイス・ガーデン)伝統的なベトナム料理レストラン、Le Club Bar(ル・クラブ・バー)中庭やプールに面するオールデイ・ダイニング
- バー・ラウンジ3軒:Angelina(アンジェリーナ)カクテルバー、ウイスキーラウンジ、レストランを兼ねた場所、Lα Terrasse(ラ・テラス)パリのカフェを模倣したストリートサイド・カフェ&バー、Bamboo Bar(バンブー・バー)プールサイドに面した軽食・ドリンクが楽しめるカジュアルなバー。
- 朝食はオペラウィング(新館)側にあるSpice Gardenスパイスガーデンでのベトナム・アジア料理か、ヘリテージウィング(旧館)側のLe Club Bar(ル・クラブバー)での洋風・オリエンタル朝食かを選べる。ベトナム料理のフォー(もしくはBunブンなどの麺料理)はどちらのレストランでも提供している。
朝食会場からの眺め

ソフィテル・レジェンド・メトロポールホテル・ハノイに泊まる(PR)
季節的に蓮の花が飾られていました。

ヘリテージウィングの廊下
ロビー上の吹き抜けもおしゃれです
このすぐ下がロビーです
【ヘリテージウィングのお部屋】
この日のお部屋は元々2部屋だったものを
改装工事時に1部屋に繋いだお部屋でした。
ドアはリビング側、隣に書斎があり、
その奥がベッドルームになっていました。

リビング
ミニバー
写真左下の奥のお水二本は無料、
その他はお値段表に料金が書かれてありました。
冷蔵庫もこの下部分。
お茶やコーヒー等はこの下の引き出しに入っていました。
リビング側のトイレ・バスルームはシャワーのみ

真ん中のお部屋は書斎になっていました。
書斎にも廊下へ続くドアがあり、
荷物はこちらのドアから入れてもらいました。
ここにもミニバーあり。
クローゼット内にはヨガ用マットまで完備でした!
奥がベッドルーム
ベッドも枕もフワッフワのフカフカです!

ベッドルームがわのバスルームには
シャワーとバスタブがありました。
ちなみにトイレはTOTOのウォシュレット!
日本人には嬉しいですね。
【ホテルのコンシェルジュによるホテル内ツアー(所要20分〜30分前後)】
この日の担当コンシェルジュは男性のNさんでした。
朝食レストラン会場にもなるレストラン入り口前のショーケースに改装前の建物素材や昔実際に使われていたお部屋の鍵なども展示されていました。

この写真の女性が1972年当時、メトロポールホテル滞在中に
爆撃に遭い、地下の防空壕で過ごしている間に歌をしたためたという
Joan Baez氏。防空壕内で当時の音声を聞くことができます。
ベトナム戦争中の様子を示すパネル

こちらはホテル建設前の地図。元は池があったそうです。
中庭に出ました。
手前の階段を降りると防空壕です。
ちゃんとヘルメットも被ります。
防空壕の見取り図
ベトナム戦争時の爆撃音響く中、
詩を読むJoan氏の音声(録音)を流してもらえます。
地上に戻り、
新館オペラウィングにあるレストラン
「スパイス・ガーデン」を見学しました。

ベトナム料理のコースが1,500,000ドン(9千円強)と
5つ星ホテルの強気価格です。
場所を移して、
ヘリテージウィングとオペラウィングとの間の
通路にあるショップも
紹介していただきました。
お土産に最適なメトロポールのお茶
ケーキは日本人の
デザートシェフ鈴木氏監修のケーキとのこと。
美しくて食欲をそそられます。
食品だけでなく、ベトナムシルクやカゴ編みバッグなどを置いてあるショップもありましたが、お写真なしです。
朝食でいただいた麺の「ブン(Bun)」

北部(ハノイ含む)地方では「フォー(Pho)」よりも「ブン(Bun)」という細麺の方が好まれていると聞いたことがあります。どちらもあっさりした味付けで、朝食として食べるのに優しい味でした。
ホテル玄関前に展示されているヴィンテージカーが良い味を出しています。

ハノイ観光をするのに最適な一等地にあるメトロポールホテル。歴史を感じられる趣あるお部屋やレストランに行き届いたサービスを提供してくれるスタッフの皆さん、全ての調和が取れた、落ち着きのある素晴らしいホテルでした。
機会があればまたぜひ訪れたいホテルです。
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